9月19日(月曜日)
「おはよう」
「おう。おはよう」
「光矢君、おはよう♪」
「水晶君おはよう。」
「光矢。お前昨日はどこにいたんだ?」
「フィンテルにいたよ。ねぇ?」
「うん。戦い終わったあとに、私達は合流したけど、陸原君は、どこに?」
「俺か?俺はメンバーと話し合って、拠点のある街にいた。」
「ポイントは稼げた?」
「一応、40万ポイントは貰えたぞ。」
「へぇ〜。なかなか、多いね。」
「光矢はどれだけとったんだ?」
「う〜ん。確か、成功報酬が1万、国王様の守備成功で3万、魔王襲来し討伐成功で6万、
今のが、フィンテルに属した全員に贈られたポイントで、自分が稼いだポイントは、
8万位だから、合計で18万弱って感じだったよ。」
「全然じゃないか。」
「最後の30分くらいしか戦っていないから、そんなものだよ。」
「なんで、最後の30分なんだ?」
「ああ(苦笑)イベント用に睡眠削ってアイテム作ったんだけど、終わって安心したら、
眠気が一気に来て、仮眠のつもりが爆睡しちゃってたんだよね。
そして、魔法とかの音で目が覚めてのが、終了30分前ってわけさ。」
「はぁ。持ったいねえな。」
「はあい。みんな、席について〜。」
「お〜い!海人!」
「ああ!今行くから待ってろ!友達待ってるから行って来る。」
「いってらっしゃーい。」
「そう言えば、今日の昼から戦勝式典があるって言ってたような。」
「そうみたいだね。端末で見る?」
「どんなものか見て見ようよ。」
30分程で式典は終了した。
「あんな感じなんだね。」
「ねぇー。」
「あれ?メールが来てる。え〜と、え!?」
せっかくだからと、メールを確認すると1件来ていた。
「水晶君どうしたの?」
「フィンテルの発展度が100%になったから、
1週間後にフィンテルは第2段階に移行しますだって。」
「何が、引き金だったのだろうね。」
「たぶん、光矢君が作った武器なんじゃないの?」
「え〜。そうかなぁ。」
「そうだ!ポイント何に使う?やっぱり、装備関連が気になるよね。」
「そうですね。あと、回復アイテムもほとんど無いので、バランスが難しいかな。」
「光矢君は?」
「僕は拠点で、交換リストを見ながら考えるけど、生産素材・種を中心にするつもり。」
「種はなんで?畑に撒くの?」
「そうだよ。畑が5面あるから、色々な作物を試して見たいし。」
放課後、するべき事を済ませて、午後8時にログインした。
「さて、交換してしまうか。」
3000ptの古龍の装備素材10個、7000ptの龍王の装備素材10個、50ptの色々な種100個、
5000ptのホーム設備ランクアップの書3個、1000ptのスキルレベルアップの書6個、
3000ptの隕石(隕鉄700グラム)8個、500ptの作物増産札10枚、
5000ptの鍛冶生産成功率50%上昇アイテム5個を選んで決定した。