最終更新日 2022/06/05

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46話 考え方

今日から午後8時頃が、1日の初ログインとなる。

「よしと。平日は効率よくやっていかないと。」

「あ。コーヤさん。お帰りなさい。剣を作ったんですけど、見て貰えますか?」

「分かったよ。」

ユヅキちゃんに手渡して貰った剣を見ると、技術力が上がっているのが分かった。

「お〜!良いんじゃないかな?ユヅキちゃんからしたら満足出来るライン?」

「(少し、考えながら)そうですね。今までの中では1番良いと思います。
ただ、何か物足り無い感覚もあります。」

「うん。まずは、製作者が満足しないとね。
そして、アイディアで詰まった時は、今回を例にすると、剣以外を考えて見る。」

「剣以外ですか?」

「そう。剣って、近接武器と思っているよね?でも、それって誰が決めたの?」

「え?でも、剣で遠距離攻撃出来ないですよね?」

「本当にそう思う?確かに、今、作っている追加能力が無い剣ならそうだね?

でも、剣で衝撃波を出すとか、魔力で刀身を遠距離に飛ばすとか、他にも方法はある。

それで、基本的な剣でも、今後、融合する事を考えながら作る事により、
満足した装備が出来ると思うよ。」

「すごい。すごいです!そんなに色々な方法を、すぐに思いつくなんて!」

「(照れ)まぁ。色々と話したけど、
結局は、自分が使う場合、どの様な機能が欲しいかだと思うよ。」

「自分が欲しい機能・・・。」

「そう。他人に製作をお願いされるよりも、自分が使う場面が多いだろうしね。」

「ありがとうございます。本屋とかで参考資料を探して来ます。」

「僕は、以前貰った、大地震前の技術図鑑を読んでいるから。」

この後、僕が今度作る装備のイメージを固めている中、
本屋から帰って来たユヅキちゃんは、一心不乱に鍛冶に打ち込んでいた。

8月25日に生産活動開始して今日で8日目。

鍛冶・調薬・裁縫3部門の基礎は修了し、現在は、アレンジ作品の試作段階になっている。

鍛冶:

鍛冶の段階で、魔法・属性攻撃・遠距離攻撃に対応する特殊攻撃を
付与できないかの研究していて、試作品が完成している。

調薬:

ポーション類の効果を引き出す研究で、
種族識別し、広範囲にヒールを使えるポーションの試作品が完成している。

裁縫:

自分専用のローブを制作し完成。

スピードアップと気配消去を付与、何度か試し、微調整して、
最終的には、黒の装備に効果が被らないように作って行く。

名前:コーヤ

種族:人族

性別:男性

体力(HP):28000

魔力(MP):30000

スキル:

[杖 lv7]、[錬金 lv1]、[料理 lv1]、[魔法(初歩) lv10]、[索敵 lv7]、
[足捌き lv12]、[鑑定 lv10]、[罠感知 lv1]、[罠解除 lv7]、[遠見 lv8]、
[分析 Lv8]、[研磨 lv10]、[建築 lv7]、[解析 lv5]、[瞬動 lv3]、
[剣(初級) lv5]、[鍛冶 lv12]、[調薬 lv9]、[裁縫 lv15]、[付与 lv10]、
[空間 lv5]

※前提スキル

瞬動:[足捌き lv10]以上

解析:[鑑定 lv10]、[分析 Lv7]以上

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