5月11日(日曜日)
アキホお姉ちゃん達を呼び出した。
「装備が出来たって聞いて来たんだけど。」
「うん。これ」
6つの箱を机に置くと、6人は早速箱を開ける。
「おおお〜〜〜!!!すご〜〜〜い!」
「本当よね。確かに、希望は書いたけど、ここまでとは。」
「コーヤクン。大変じゃなかった?」
「出来るだけ寄せただけなので、風ですね。
デザインが出来れば、あとは、カイト達に上げた装備と同じ性能にすれば良かったので、
そっちは楽でしたよ。」
「いやぁぁ。風って言っているけど、全然だよぉ!こんな装備が欲しかったのぉ!」
「気に入ってくれたなら良かったです。
箱に性能とかを書いた紙があるので、詳細はそっちを。」
「分かったわ。コウちゃん。ありがとう。みんな、どうする?慣らしに行く?」
「もっちろん!こんな装備を作って貰ったんだから、大いに試さないとぉ!」
「うん。わたしも早くこの弓を使って見たいかな。
今まで使っていたのより、すごく扱い易そう。」
「コウちゃん!ありがとうね!ダンジョンに行って来るよ!」
「うん。気を付けて、いってらっしゃい。」
手を振って見送りをする。
「さて、こっちは、不用品の品定めでもしようかな。」
ただ、あまり無い。
どうやら、パーティーの魔法袋は中、個人が小で、最前線で戦っている事もあって、
袋が満杯になりやすいから、不用品は捨てていた様だ。
「う〜ん。また、???の本だ。なんの本だろう。
あとは、限界まで使った宝珠と宝玉が4つか。
にしても、耐久値ゼロとは、使ったなぁ(苦笑)
再利用出来れば面白いんだけど。
他には、魔法の糸で織られた布かぁ。何に使おうか。」
???の本1冊、耐久値ゼロの宝珠・宝玉各2個、魔法の糸で織られた布1反を手に入れた。